BLOOD-C
BLOODシリーズだが、色々と設定はいじっていた。作られた町で、敵から人間を主人公の小夜が守るという話が続くが、この手の話としては微妙にパターンからずれている。割とネタはすぐ、予想は付いたが、この手の箱庭的状況からの脱出が自力では無いというところが特徴か。しかも、話が完結せず、ネタ晴らしで終わっており、続きは劇場版になっている。その意味でかなり後味が悪くなっているが、続きまで見ないと評価はしにくい。しかし、BLOODシリーズは元々、結構、エグい話なので、ある意味当然ではあるのかもしれない。クオリティーは無駄に高かったようにも思える。また、エンドレスエイトよりはましだが、同じような話が延々と繰り返される展開は、所々、伏線が提示され、違和感が増大していくので、最後の方で盛り上がるような仕組みにはなっているものの、割と脱落者が多そうな話だった。評価が分かれるのもこの点に関してだろう。
魔乳秘剣帖
徹底的にアホアホなエロコメだが、ストーリーはしっかりしていた。最後まで楽しめた。
猫神やおよろず
原作はコミックだが、読んでいないので、原作にどのくらい忠実かは分からない。しかし、ほのぼの系ではあるが、独特の雰囲気で、時々、シリアスな話も会ったが、安心して見られた。
いつか天魔の黒ウサギ
原作はライトノベルだが、雑誌掲載の短編しか読んでいないので、キャラだけを知っているというところである。本編の方のアニメ化なので、それなりにシリアスな話ではあるが、どうも分かりにくい。それに、話のスケールは割と大きそうなので、1クールでは窮屈になってしまったような感じもする。あるいは、コメディー的な部分をもっと増やすべきだったか。とはいえ、最後まで飽きずに見れたので、それなりに上手くまとまっていたと言うべきであろう。
