アニメ終了番組感想2011秋(その4)

ダンタリアンの書架
原作はライトノベル。雑誌掲載の短編しか読んでいないが、ダンタリアンのイメージを除けば、大体、ストーリー上は原作に忠実なようである。ただ、雰囲気は、明るめというか、コメディー寄りになってしまっている。大きなストーリーは結局、あまり、意味はなく、毎回完結した話になっていたが、却って、バラエティーに富んでおり、その意味では飽きなかった。


花咲くいろは
旅館物。地域振興枠とでも言える面があったが、最後は結局、旅館を閉じてしまい、主人公も東京へ戻るので、その意味ではかなり現実的な話であった。よくある一夏の体験的な話の拡張版だった。それなりに上手くまとまっていた。


TIGER & BUNNY
変身ヒーロー物。仕掛けは多少あざとい気もしたが、ストーリーは非常に上手く構成されており、上手く、盛り上がっていた。それなりに楽しめた。


日常
原作はコミックで、不条理系のコメディー。かなり不条理度が高いので、ギャグが不発の時もあるが、それなりに楽しめた。


STEINS;GATE
原作はゲーム。ゲームはやっていないが、ノベライズを先に読んでいたので、分かりにくくはなかった。秋葉原を舞台にしたという意味では、よく出来ていた。特にラジオ会館が重要な役割を果たすが、それが立て替えで消えてしまうと言う意味で記念にもなっている。また、秋葉原が以前の電気街だった時も並行世界の一つとして描かれており、秋葉原物としても評価出来る。もちろん、タイムトラベル物のSFとしても楽しめた。